午後一って何時? / からだで覚える
- 2009/06/17(水) 19:10:55
納品先のお客さまへ電話をしたら「午後一に納品してください」ということです。
早めにお昼を済まし、12時40分(1時20分前)に、先方のお客さまのビルの前に着きました。
せっかくのお昼休みの邪魔をしては申し訳ないと思い、外で時間をつぶして1:00時カッキリに受付へ行きました。
お客さまが奥から出て来しなに「待ってたんだけど、来なそうなので出かけるところだった」とおっしゃいます。
ハッとしました。
これまでながい人生を生きてきて、わたしにとって「午後一」というのは「午後1:00時」以外にありません。
しかしここに、(おそらく)お昼を食べ終わったたところが午後一、という方がいるのです。
考えてみれば、午後1時が午後一と決まっている訳ではありません。
さまざまな職業によって、特に貴重なお天気の日を、外で忙しく働く人たちには、お昼が済んだ時が午後一かもしれません。
少し早めに着いていたからよかったものの、すべりこみセーフの1時着だったら、お客さまに会えなかったかもしれません。
会社へ帰ってから、この話をしました。
「午後一といっても、さまざまな人がいる。一つのことばのイメージを、自分のものがどこでも通用すると思っていると、おおきな失敗をしかねない。いろいろなことばのイメージをもっているひとがいることに気がつこう」と話しました。
しかし話しながら、聞いている相手は理解はしても身には着かないだろう、と思いました。
これは、あたまでわかることではなく、こういう体験をいくつもすることで、体でおぼえていくことではないか、と思いました。
働く人びと(1957年作)/生活画作品集より
30代の若者へエール
- 2009/06/01(月) 08:00:00
同じ市内の、二つ隣り駅近くで、次男坊が美容院の店長をやっています。
近くにいながらなかなかゆっくり話す機会がなく、ひとり暮らしなので、食生活など親としては健康面が心配になります。
かといって、素直に言うことをきくような年齢ではないので、少しは分かってもらえるかと、手紙を出すことにしました。
書いた手紙を読み返してみますと、中に数行ですが、30代の若者へのエールのような部分があります。
ここ数年、勉強会などでわたしが一緒になる、小さな企業の経営者のなかに、これまでとは明らかに違う、行動的で思慮深い若者をよく見かけますので、息子への手紙の一部ですが、エールのつもりでご披露します。
年をとってからはじめてわかることだけど、人間が一番良い仕事ができるのは、
30代です。
それ以降は、技術やひとあたりは上達しますが、逆に、純粋さも失われます。
30代は、未熟さはあっても、精神のはつらつさが、それをカバーしてくれます。
(次男坊への手紙から)
金鉱石を運ぶ人(1959年作)/生活画作品集より
秋田県横手駅前の居酒屋さんで、お姉さんに励まされる
- 2009/05/16(土) 17:16:41
しばらく前、横手市の新規の販売店さんへ、売り込みに行ったことがあります。
たしか2月14日ころだったと思います。先方にアポイントの電話をすると、「あれー丁度かまくら雪祭りの日だ」といわれました。
横手駅には午後4時ころ着きましたが、約束の6時までにはまだちょっと間があります。
長丁場になるお客さんとの話し合いは、腹がへっていては勝負になりません。まず腹ごしらえです。
あいにく、昼飯どきは過ぎ、夕方までにはちょっと早い時刻で、どの店ものれんをあげています。
1軒だけ開いている店を見つけて、とびこみました。
テーブルがいくつかあるちょっと広い居酒屋さん風のお店でしたが、客はひとりもいません。
食事といっても、あるのはおでん定食だけです。
隅っこに席をとり、早めの夕食をとり始めました。
お店は、夕方の忙しくなる前のひとときなのでしょう。
女のお姉さんたちが4〜5人、ひとつのテーブルを囲んでお茶の時間です。
わたしの方は、ひとりおでん定食です。
そのうち、お皿をもったお姉さんがひとり、こちらへ近づいてきます。
そのおねえさんは、黙ってわたしのお皿にさつまあげを一枚のせると、また黙ってむこうへ行ってしまいました。
お姉さんたちのおしゃべりは、まだつづいています。
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その夜の新規の販売店さんへの売り込みは、さつまあげのお陰でしょうか、成果も上々。勇躍、会社へ帰ることができました。
やすこちゃん/生活画作品集より






